照崎専門員と二人で約束の時刻に工場へ到着。そこからはC社長の部下2名の案内です。
途中話を聞くと、井戸は工場からかなり離れたところにあり、そこから工場まではポンプで送っているとのことです。その井戸はどうやら昔、旧吉田町が水道の水源としていた井戸のすぐ近くで、今も使っている長谷水源と条件的に大きな違いは無いようです。だとすれば、水質的には良好な可能性が高いでしょう。ただ、問題は飲用目的に浄化・滅菌するのか、またどうやって配水システムに組み込むか、これを検討するにはやはりマンパワー不足がネックとなってきます。取り敢えず照崎専門員による採水作業を行い工場を後にしました。
ー この記事の原文は水道産業新聞2020年(令和2年)12月7日版(第5460号)に掲載されたものです ー
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*登場する人物や組織に対する私の意見・感想は、個々の評価を意図したものではありません。また、臨場感を伴わせて全容をお伝えするために人名を記載していますが、文面に対する人それぞれの捉え方に配慮し全て仮名としています。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
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