06)ユーロナイト編(2012年版 ヨーロッパ父娘二人旅)

2012-ヨーロッパ父娘二人旅

*** 18・19 Nov.2012 ***

 ヨーロッパ2日目の“宿”は、国際夜行列車ユーロナイト476号の定員2名の個室寝台です。日本出国前から早割チケットを入手していたので、乗車券・寝台券・朝食全て込みで一人69ユーロと激安です!
 始発駅ハンガリー・ブダペストからスロバキアとチェコを通り、終点のドイツ・ベルリンまで約13時間の旅です。ちなみに通過するスロバキアとチェコは、今回準備したユーレイルパスのセレクトから外していました。節約節約。
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 ブダペスト東駅での発車を前にしたユーロナイト(EN)476号。

 寝台車の他にコンパートメントや普通座席の車両もあり、たっくさんの人が乗り込んでいきました。
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 我々も乗り込む車両を探しましたが・・・。 

 長ーーーい列車の先頭機関車まで行っても結局わからずじまいでした。はてさてと引き返す前にパチリと撮った電気機関車です。
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 引き返してもなかなかわかりません。

 途中でスラブ系民族のような風貌の乗務員にチケットを見せ、我々の車両を教えてもらいました。最も入口から近い最後尾あたりの車両のようです。先頭までわざわざ写真を撮りに行ったようなものでした。
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 次にハンガリーに来る頃はユーロが導入されているかもしれないと、余ったフォリントは全て、写真右に写っている売店で使い切りました。ユーロナイトをさらに楽しむためのもの、そう、ビールやワイン・おつまみ、たっくさん買うことができました。
 ハンガリー、物価の安い国でした。(May2020追記:ハンガリーへのユーロ導入はもしかしたら無いかもしれません。少しフォリントを残しておいたら良かったかも・・・。)
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 個室寝台の中です。

 二段ベッドに洗面台もあり快適快適。シェンゲン協定のおかげでパスコントロールは無く、車掌さんにパスポートを預ける必要もありませんでした。
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 20時過ぎ、ユーロナイト476号はブダペスト東駅をあとに。

 娘はすぐに寝ましたので、しばらくは一人飲みながら車窓からの風景を楽しむことにしました。ビールのほかにワインも赤・白両方準備していましたので最高です。
 ちなみに写真のワインボトルですが、日本から持参した安いPETボトルワインの空きボトルです。これに現地で買ったワインを移して、常にバックパックの中に潜ませていました。いつでもどこでも飲めてしかも軽い、正解です!
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 発車2時間後くらいの停車駅です。

 スロバキアに入った頃だったと思いますが、眠くなったので床に就くことにしました。
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 昔から大好きな寝台列車ですので、その心地よい揺れの中熟睡していました。 

 しかし逆に静けさで目が覚めてしまいました。ブラインドを上げると、いつの間にかそこはチェコの首都プラハです!朝4時過ぎの停車でした。
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 ホームに出てみようかとも思いましたが、眠さに勝てず再び眠りにつきました。

 今度は小刻みな揺れ・振動で目が覚めました。
 空は白み始め、窓からは周りの山が見えました。おそらくチェコ・ドイツ国境付近だったのでしょう。そろそろドイツに再入国ですが、ベルリン到着まではまだまだ時間があります。もう一眠りです。
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 ユーロナイト476号、ブダペスト発ベルリン行きのチケット。

 早割チケットじゃなかったらスッゴく高いチケットです。予定には縛られましたが、これはこれで良いもんでした。
 ちなみに四国と東京を結ぶ寝台特急にサンライズ瀬戸号があります。高いのでまだ一回しか個室を使ったことがありませんが、瀬戸大橋からの風景などなど大好きな列車です。
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 写真を撮ってないのですが、ベルリンに近づいたタイミングで車掌さんが朝食を持ってきてくれました。
 もうすぐベルリン到着。

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