10)ドルトムント編(2012年版 ヨーロッパ父娘二人旅)

2012-ヨーロッパ父娘二人旅

*** 20・21 Nov.2012 ***

この日は一気にドイツ西部ルール地方のドルトムントへ。
娘が大ファンの香川真司がいた、“ボルシア・ドルトムント(BVB)”のホームタウンです。
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駅前にはででーんとサッカードイツ代表の看板が掲げられています。

この写真では大きさが伝わりにくいですが。
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その横の広い階段を上ってホテルに向かいます。

ナトリウム灯の温かい光がぴったりです。

ピンぼけですがサンタが出迎えてくれていました。
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IC(InterCity)の車中からスマホで予約したホテル。

ポケットルーターの拾う電波が弱すぎて何度も通信エラーが起きたせいか、どうやら2回予約してしまったようでした。
フロントの女性は一部屋とわかると急にイラついて、ペンを揺らしながらしばらく予約帳のようなものを見て、“どうしたらいいものか”と考えていました。
こういう時、ドイツ人が堪能な英語でもうまくしゃべれたらいいのですが、なにせ私はカタコト英語、うまく説明できないまま1部屋分のキャンセル料を覚悟しつつありました。
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しばらくして、気持ちの静まった女性から渡されたルームキーを持って部屋のドアを開けてみると、そこは驚きの部屋でした。

1部屋分のキャンセル料をあわれに思ってくれたのか、予約とは違うSuiteだったのです。

床は人工芝で壁はご覧の通り、室内全て娘感動のBVB一色でした。
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粋な計らいをして下さったフロントの女性に一言お礼を言い、夜の街へ夕食の買い出しに出かけました。

実は、後日BookingComから事情調査のメールが来て、ネット異常で2度予約をしたようだと返信していたところ、ホテルと交渉してくれて1部屋分のキャンセル料も免除になりました。
BookingComが旅行社であることを、おぼろげながらこの時知りました。
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*** 19 Nov.2012 ***

お世話になったホテルをチェックアウトして駅に向かいました。

昨晩見たドイツ代表の看板の側面には、“皇帝”ベッケンバウアーがいました。

どうやらここに、サッカーミュージアムのようなものを建設するようです。

中央駅の目の前にででーんと。
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地下鉄に乗ることにしました。

この日試合は無かったのですがBVBのスタジアムに向かいます。
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Westfalenstadion駅。

スタジアムの名前が駅名に・・・と言いたいところですが、今はネーミングライツで、Signal duna Parkというスタジアム名になっています。
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これがスタジアムでしょうか?

違っていました。
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紅葉というよりも冬枯れの葉をつけたままの木です。

日本には無い樹木ですね。
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メッシュフェンスとヘデラの組み合わせ。

日本でもこの手法はよく使っています。

ヘデラ・へリックスのようです。
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スタジアムに着きました

2006年のドイツワールドカップで、日本代表がブラジルと対戦したのがここだったはずです。
平日の朝のスタジアム周辺は閑散としていました。
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でもファンショップが開いていたので入ってみました。

店の人に聞いたら写真OKだったの、気兼ねすることなく撮ります。

黄色は私が一番好きな色です。黄色に囲まれて幸せでした。
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同じようにBVBグッズに囲まれてご満悦の娘。

香川真司がマンUに移籍してなかったらもっと良かったでしょうが。
彼は再びBVBのユニフォームに袖を通すこととなったのでしたが、まさかそうなるとはこの時想像だにしていませんでした。
(Jun2020追記:娘はこの2年後、このスタジアムにほど近いデュッセルドルフに短期留学し、何度もここで試合を観戦することが叶いました。しかも!香川真司とツーショット写真を撮ることもできたようです。)
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ファンショップは、巨大なスタジアムのすぐ横にあります。

そしてその横にはサブグラウンドがありました。
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地下鉄駅に戻る途中にこんなものがありました。

どうやらサイクルシェアリングのステーションのようです。

ステーションナンバーが7331っていうことは・・・、そんなにたくさんあるのかっ!
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ドルトムント中央駅のトイレです。

ここも明るくて清潔です。20数年前のことを考えると、劇的な変化です。(Jun2020追記:日本の駅中トイレも以前は悲惨なものでしたが、そんな公衆トイレを含め、今の日本のトイレは世界一です!)
さてそろそろ次の街へ向かいます。

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