15時、発災当初から兄弟姉妹のように寄り添う支援をしてくれていた仙台市水道局が、遂に引き上げです。皆野課長やこの引き上げのために仙台から追加で派遣された職員たちと私の部屋で写真を撮ったのち、3名は我々職員の見送りのもと公用車で陸路仙台に向け出発しました。400年以上の心のつながりに感謝!
17時、応急復旧班の指揮所となっている会議室を覗きました。吉田地域への全面展開によってかなりの進展があったようです。通水開始前日6477人だった断水人口が昨日までに3558人に減り、そしてこの日には2027人となりました。最大で1万5317人だったことを思うとあと少しとも感じられますが、まだ2000人以上に不自由を強いています。一刻も早い全面解消をしなければ。
ー この記事の原文は水道産業新聞2021年(令和3年)10月4日版(第5529号)に掲載されたものです ー
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*登場する人物や組織に対する私の意見・感想は、個々の評価を意図したものではありません。また、臨場感を伴わせて全容をお伝えするために人名を記載していますが、文面に対する人それぞれの捉え方に配慮し全て仮名としています。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
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