01) 出国編(1989年版 西ドイツの街並み)

過去旅のご紹介

*** 6 Mar.1989 ***
 出発の地は成田空港。

 当時の成田空港は、幾つもの鉄道やバスが直接ターミナルに到着する今と違い、成田駅からシャトルバスで乗り継いで向かう必要があった不便な空港でした。
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 それと当時は格安チケットの黎明期。
 ただ、成田-フランクフルトのエコノミー往復は約25万円と、今ではビジネスクラスのディスカウントチケットを購入してもお釣りがくる位、多くの渡航費用がかかっていました。
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 また格安チケットはツアー会社が販売する団体チケットの切り売り分で、航空会社の正規チケットのように直接カウンターに向かうのではなく、出発前だけの時限的に開くツアー会社のわかりにくいカウンターを、探すことから始めなければならないなど、不安たっぷりのスタートだったのでした。

 ルフトハンザ・ドイツ航空のボーイング747でこのあと飛びました。“ジャンボ”・・・日本の空からほぼ消えましたね。
 また現在シベリア上空を通過して、日本とヨーロッパの各都市を約12時間で結んでいる直行便は、このときがその黎明期でもありました。
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 機内は既に生のドイツ語が飛び交う西ドイツ、座り心地抜群の優れものレカロシートと、経験したことが無かったドイツ料理や、美味故に飲み止まることのないドイツビールのおかげで、あっという間に時間が過ぎていきました。

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