*** 20 Nov.2012 ***
ベルリンからICE(InterCityExpress)でライプツィヒに。
旧東ドイツの街々へもICE網が張り巡らされたおかげでドイツは狭くなりました。
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このICEで到着しました。
これは高速新線の少ない旧東ドイツ地域に導入された、“ICE T”という型の振り子式電車だそうです。
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ライプツィヒ中央駅。
HbfとはHauptbahnhof(中央駅)の略語なんですが、昔買った辞書で語源を探ってみたところ、Hauptが”筆頭“、Bahnが”鉄道“、Hofが”館(やかた)“となってあります。 なるほど。。。
駅の中はベルリン中央駅のようなモダンさで、やはり大空間の中で立体的にホームが交差しています。
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駅のトイレです。
有料なのはドイツスタンダードなのですが、以前のようにトイレ入口でおばさん(がほとんどだった)にお金を渡して入るのではなく、“改札”のような機械に硬貨を入れて入場します。
そういえば、昔はトイレの個室それぞれに硬貨投入口があって、そこにお金を入れて入るような形式のもありましたね。
いずれにせよ、ドイツを旅行するときの心得として、常に財布の中にコインを常備しておくってのは変わってないようです。
上の写真はトイレ内部なのですが、“改札”を撮影しようとしていたら管理(掃除)のおばさんに、“nein!nein!!(no!no!!)”とえらい剣幕で怒られてしまいました。
何故怒られなきゃならないのぉ?
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さて、トイレを出てコインロッカーを探しました。
ここのは操作パネルが一か所に集約されていました。
説明が8カ国語対応だったのは、やはりヨーロッパならでは。
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ライプツィヒ中央駅の外観です。
構内は近代的で外観は古風な姿を維持しているのが、これもヨーロッパスタンダードですね。
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駅前のビルです。
こんなカラフルペイントの建物、景観に厳しいドイツで大丈夫なんでしょうか?
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その横にはこんなビルも。
隣のビルが取り壊されたせいか今にも倒れそうです。サポートが無くては自立できないんでしょう。
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駅前通りでは工事が進んでいました。
奥の教会(?)と手前のビル取り壊し現場、まだまだ旧東ドイツではインフラ整備が遅れていると聞いてはいたのですが、そのことを実感させられました。
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ヨーロッパ中にあったこのポスター。
服の人気ブランドらしいです。
それにしても“極度乾燥(しなさい)”とは??
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街並みです。
日本には無くてもここドイツではごくごくあたりまえの街並み。
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その先にはこんなお店がありました。
おにぎり屋ラーメンバー、その名も“UMAII(美味い)”!
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中央広場です。
ここでもクリスマスマーケットの準備が進んでいました。
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ドイツといえばメルセデス。
これも当たり前の風景ですがナンバーが5555だったんですね。どこの国でもゾロ目好きはいるようです。
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絵になります。
そしてゲーテがここに!
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大通りに出ました。
路面電車、トラムが走っています。
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人とトラムが優先です。
日本がこのようになるのは果たしていつ・・・。
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こんな感じでみんな道路を横断していきます。
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ライプツィヒ大学。
新しそうな建物ですが、日本ではあまり見ることの無い色とデザインが素敵で、しかも周囲の景観にマッチしています。
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トラムの軌道です。
自動車は肩身が狭そうです。
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スマートなトラム。
低床で乗りやすそうです。
(May2020追記:日本でもこのような低床路面電車が少しずつ増えてきましたね。それとバスでも、都会では乗り降りの時は車高が低くなる車両も増えてきたようで、日本のバリアフリー、ゆっくりですが確実に進んでいます。)
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大通りの横の広場では青空市が開かれていました。
広場と市もヨーロッパスタンダード。
初冬のドイツ、このオレンジはどこの国から来たのでしょう?
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青空市とライプツィヒ大学。
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もうすぐ午後の1時になります。
あたりには美味しそうな匂いがたちこめていました。
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ライプツィヒ、狭い割に人が多いまちでした。
この街はそろそろもういいかなって思いが娘と一致し、ライプツィヒを後にしようと中央駅に戻ってきました。
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駅の中にはジオラマがありました。
これはどこをモデルにしていたんでしょう?
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次の街へ向けて出発です。