そしてこの日、正午を持って、日水協九州地方支部からの大部隊が応急給水支援を終え帰路につきました。遠方からの長期にわたる支援に感謝し航路を含む長い道中の無事を祈りました。いずれ必ずお礼に伺うことを心に誓いながら。
ありがとう、九州の仲間!
そして、交代で到着した四国中央市水道局・香川県広域水道企業団・高知県内各地の事業体、そして新たな応急復旧支援が加わった松山市公営企業局の多くの方々、宇和島市をよろしくお願いします!
12時55分、南予水道企業団の竹本事務局長から電話です。前倒し発表の日程などが決定した件でした。
明日の愛媛県知事の現地視察では、正午からの市長・知事での吉田地域代替浄水施設建設現場視察ののち、三間地域の代替浄水施設建設現場に移動して、そこで市長から通水開始時期前倒しについて報道発表と会見を行うことが決まりました。
私も明日は現地へ同行します。その準備として給水課植光課長補佐へ、仮設送水管布設の進捗状況をまず確認しました。
植光によると、布設工事の大半は早くもこの日に終了し、明日県道での既設送水管への接続作業を行うと、残る水道局担当工事は代替浄水施設送水ポンプへの接続だけとのことです。
知事と市長、そして多くの報道機関の車は、既に布設工事が完了した市道を通るようです。断水地域に希望と勇気を与えてもらえる報道に期待します。
ー この記事の原文は水道産業新聞2021年(令和3年)4月5日版(第5488号)に掲載されたものです ー
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*登場する人物や組織に対する私の意見・感想は、個々の評価を意図したものではありません。また、臨場感を伴わせて全容をお伝えするために人名を記載していますが、文面に対する人それぞれの捉え方に配慮し全て仮名としています。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
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