12) コブレンツ編(1989年版 西ドイツの街並み)

過去旅のご紹介

*** 13 Mar.1989 ***
 ライン川を左手に見ながらDBインターシティ(IC)でコブレンツに到着。ケルン上流の小さな街でしたがここも居心地の良い街でした。
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 コブレンツの駅は小さいけれど存在感がありました。
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 街を歩いたけれど人が少ない!

 ところで、ここコブレンツでインタレント(レンタカー)店を見かけました。
 国際免許証を持って行っていましたので借りようかなとも思ったのですが、ここで交通事故でも起こしてしまえば、日本での4月からの転職が飛んでいきそうな臆病風に吹かれ、結局次回のチャンスにということで自分を無理矢理納得させたのでした。
(Apr2020追記:この後何度も渡欧しましたが結局臆病風は吹き止みません^^;)
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 ライン川はケルンでの姿と違い、緑豊かなたたずまいを私に見せてくれました。
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 凍てつく寒さのハンブルクでも咲いていましたが、写真奥の白い花木が気になります。
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 ライン川沿いには遊歩道が続いています。
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 遊歩道には休憩スポットも。
 石積み・照明・ベンチ・そして舗装、全てが調和し、標識までも邪魔者扱いしていません。
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 川向こうの丘に見えるのは城でしょうか?
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 絵になる!!

 実はレンガ造りの橋でした。やはりここは日本とは違う別世界です。
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 立派な針葉樹。
 そういえば日本では見かけたことのないような、巨大なプラタナスもありました。
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 ここがケルン行きのライン下り客船の発着所です。この時は乗りませんでしたが後年乗りました。
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 この旅で3枚しか無い自身の、最後の写真。
 セルフタイマーでの撮影は極端な逆光となっていて、残念ながら顔が全く見えません。
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 ライン川は舟運の大動脈。この運搬船はモーゼル川に入って行きました。
(Apr2020追記:近年は地球温暖化による水源となっている氷河の縮小で、水位が低下し運搬船の運休も発生しているようです。)
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 ライン川とモーゼル川の合流点には、昔見張り台として使っていたかのようなものがありました。
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 そこに登ってみました。

 右のライン川に左からモーゼル川が合流します。ワインで有名なモーゼル川です。
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 先ほどまではライン川沿いを下っていましたが、今度はモーゼル川沿いを上流へ向かって歩いていきました。
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 ちょうどこの頃、日本から持ってきていたポジフィルムが底をつきかけてきましたので、通りがかりのカメラ店で補充することにしたのでしたが、中に入ると同じ日本製フジクロームがデデーンと陳列されていました。
 数日前にカセットテープも購入したのですが、その時も日本製の物がたくさん陳列されていました。日本製品=Made in Japanが、ヨーロッパ市場を席巻しているという事実を実感した時でした。
 ちなみに現在、その日本の地位は揺らいでいるとの報道をよく耳にしますが、実際に現在のヨーロッパを見た感じでは、姿・形を変えながら頑張って維持しているなというのが実感でした。
(Apr2020追記:執筆時からかなり経った今、やはり衰退は進んでいるようです。)
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 街なかに戻ってきました。
 陽も傾き始めてきましたので次の町へ行き宿を取ろうと駅へ急ぎましたが、結局ご覧の通り人はほとんどいませんでした。

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