JR宇和島駅の周辺整備が終わったようです

日々の出来事

計画初期から工事の契約段階まで私がその任に当たっていたJR宇和島駅の周辺整備が、3年余りの工事を経て終わったと先日のニュースで知りました。

図書館や子育て支援センターを中心とした複合施設「パフィオうわじまに続き完成した親水ポケットパーク、その姿をこの目で実際に見て私も感慨深い思いで一杯となりました。
「ポケットパーク」と呼ぶには小さすぎるでしょうが、戦後間もなくから畑枝川を覆って建っていた商店街の移転などで出来上がったこの空間、規模うんぬん関係なく、何かと喧騒に包まれがちな各地の駅前と違う居心地の良さを感じるのは私だけでしょうか。

昔はドブ川だった畑枝川も、公共下水道の整備などによって今や綺麗な川へ変身しています。ただそこは感潮区間であることも手伝い、「蓋」を開けてみなければわからないところがあったのも事実でした。
そんな事情の下で出来上がった姿を見ると、それは杞憂であったように見受けられました。それよりも、やはり川はお天道様の元にあるべきものだと、あらためて感じさせられたのです。

工事開始後は、計画や補償段階とはまた違った大変な苦労があったことと思います。担当者の皆さんに拍手と心からのねぎらいの言葉を贈りたいと思います。お疲れ様!!

ちなみにこの事業ですが、私が水道局に移る前に都市整備セクションで最後にやっていた仕事、というか、いくつもの事業をやらせてもらっていた私にとっての最後の事業でした。
手掛けていた公園事業が終わりほっと一息もつかの間、平成22年度(2010年度)に入って早々、外部委員主体による検討委員会の立ち上げや事業化に向けての計画策定、そして事業化決定ののちには地権者を含めた権利者の皆さんなどとの交渉や設計・・・、色々なことをやりました。

そしてその合間合間には、建築事務所作成の2D-CADを自ら3D-CAD化しレンダリングで完成予想図とすることで、イメージの確認や日影の確認などを行ったりしてきたのです。

こうやって並べてみると、ほぼほぼ同じイメージでの完成ですね^^v

レンダリングで使用したアプリケーションが「SkechUp」無償版だった関係で、その業務用途での使用が禁じられており、外部へのイメージ提供を控えざるを得なかったのでしたが、設計途中でこれだけ現実を表現することができるのですから、有償版を導入して公開しておけば良かったのかもしれません。

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